アメリカ短期派遣⑥ヒューストン
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ロサンゼルスを出発して三時間ほど飛行機に乗って(時差を含めると五時間になりますが)、ヒューストンに到着です。
国内といえど、アメリカには時差があります。
日本で生まれ育った我々にとっては違和感のあることですが、それを体験するのも異文化理解の一つですね。
ヒューストンでの滞在は、実質1日しかありません。
本日はヒューストンにあるNASAの宇宙センター、そして夕方からはライス大学を訪問しました。
まず、朝からは宇宙センターに向かいます。
少し前に話題になった、"宇宙兄弟"という映画がありましたが、その撮影が行われた場所としても有名のようです。
センター内の展示物やサターンⅤというシャトルの実物を見学し、アメリカの宇宙開発について学習することができました。
その後は、自由にセンター内を見学し、アトラクションやお土産購入を楽しんでいました。
夕方からはロサンゼルスでのUCLAに引き続き、ライス大学でプレゼンテーションと交流を行いました。
都会のそばにありますが、緑の芝生が美しい、のどかな雰囲気の大学でした。
夕食は雰囲気の良いレストランにて摂りました。
アメリカでのプログラムも半分が過ぎました。
実は、アメリカに到着した頃から、"English Time"という決まりごとを生徒たちと一緒に作り、ゆっくりではありますが始めていました。
それは自室と食事時、そしてプレゼンテーションの練習や打ち合わせの時以外は、英語で話すように頑張るという自主的な決まりごとです。
完璧にとはいかずとも、日本人同士でも英語で話すことに少しずつ慣れていこう!
ということで始めた企画ですが、最初の頃は英語で話しかけても日本語で返す生徒がほとんどでした。
しかし、今は違います。
ほとんどの生徒は英語で返事をしてくれるようなり、わからない単語や表現はわからないと英語で示してくれるようになりました。
日本人同士で英語を話すことは、気恥ずかしい気持ちもあり、精神的にも疲弊します。
しかし、そのような骨の折れることを自主的に自分に課すことが、自身を成長させ、自信を生みます。
日本に帰るまでに彼らがどれほど成長してくれるかが楽しみで仕方ありません。
次は最後の滞在地、ミネソタになります。